2006/2/6追加


◆侵入犯罪の手口◆

始めに・・・
安全・安心な国として、世界でもトップクラスの治安を誇っていた日本!しかし、最近では犯罪が増加し日本の安全神話は崩壊しつつあります。
特に、住宅等の侵入犯罪の増加は、誰にとっても心配な所であります。安らぎの場であるはずの「我が家」も、必ずしも安全ではなくなっています。治安に対する不安が高まってきています。


侵入犯罪とは・・・
◆住宅などの建物に侵入して行われる犯罪で、凶器などで家人を脅して金品を強奪する「侵入強盗」と、金品を盗む「侵入窃盗」及び「住居侵入」があります。
◆侵入窃盗のうち一般住宅を狙う「空き巣」・「忍び込み」・「居空き」を「住宅対象侵入窃盗」といいます。


住宅対象侵入窃盗は、次の3つの手口をいいます。
空き巣(あきす) 忍び込み(しのびこみ) 居空き(いあき)
家人などが不在の住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものをいいます。
夜間、家人などの就寝時に住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものをいいます。
家人などが昼寝や食事をしているすきに住宅の屋内に侵入し、金品を盗むものをいいます。
【被害例】
◆現金、預金通帳、貴金属、カード、パスポートなどの大切な金品が盗まれます。
◆パソコンや電化製品などの窃盗。パソコンの場合、住所録や家計簿などの個人情報もいっしょに盗まれてしまいます。
◆鉢合わせになり、強盗に変身。とっさに家庭の包丁などを使って強盗に変身することもあります。
◆留守宅での待ち伏せ。帰宅するのを待ち伏せし、キャッシュカードを奪って暗証番号を聞き出して現金を引き出したり、女性への暴行に及ぶこともあります。
◆侵入された後、「部屋を荒らされた恐怖感」や「また誰かが侵入してくるのではないかという不安感」が残ります。



◆侵入窃盗の発生場所別認知件数

平成16年に認知した侵入窃盗の発生場所を見ると、住宅が17万4,519件(60.1%)と最も多く、次いで一般事務所が4万1,362件(14.2%)となっています。
住宅では、一戸建住宅が10万1,711件、共同住宅が7万2,808件となっています。


※警察庁発表データです。
◆侵入窃盗の手口別認知件数

平成16年の侵入窃盗の手口別の認知件数は、空き巣、忍込み、居空きともに前年に比べ減少していますが、10年前(平成7年)に比べると、空き巣58%、忍込み5%、居空き14%、それぞれ増加しています。

※警察庁発表データです。
 ◆侵入窃盗の侵入手段 ※警察庁発表データです。
 ◆侵入窃盗の侵入口 ※警察庁発表データです。


◆データから◆
侵入犯罪は窓からが最も多く、侵入手段として「ガラス破り」「無戸締り」が上げられる。
まずは鍵をかけ戸締りをしっかりおこないましょう。
次にガラスの強化をおこなう。(防犯フィルム、防犯ガラスなど)
更に補助錠を付ける事をおすすめいたします。



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